長野県松本市を拠点に運営しているウクレレ専門店です。個人製作家(ビルダー)の作品をはじめ、国産ウクレレを中心に取り扱っています。
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【VINTAGE】Martin Style-1(1920年代)ソプラノウクレレ
¥183,700
SOLD OUT
※ヴィンテージ品は現状でのお渡しとなります。 コンディションを理由にした返品はお受けいたしかねますので予めご了承ください。動画も制作しましたので、併せてご確認くださいませ。 木製のフリクション・ペグが特徴的な1920年代のStyle-1。 下位モデルのStyle-0に比べて、より輪郭のはっきりした音が特徴のStyle-1ですが、この年代の個体はとにかく楽器が軽く、鳴りが抜群に良いです。 木ペグ、エボニーのナット&サドル、ハカランダ指板、トップのみに施されたローズウッドバインディング、バーフレット、5・7・10フレットの約1.5mmの小さなポジションマークといった外観の特徴から1921〜26年頃に製造されたStyle-1であると推定されます。 全体に打痕や傷がたくさんありますが、それがまた100年の歴史を感じさせる貫禄にもなっています。演奏に支障をきたすような傷はありません。 裏板にはパッチで修理された割れが2箇所、接着剤で修理された部分が2箇所確認できます。割れ修理後に上から塗装してあるようです。幸い、一番音色に影響するサウンドボード(トップ板)はノークラック(割れた形跡なし)でした。 弦高が約3.1〜3.2mmと現代的なウクレレに比べるとやや高めですが、それほど弾きにくくはなく、ハイフレットでのピッチもそれほど悪くないですが、現代の高品質なハイエンドウクレレと比べてしまうと結構な差を感じます。ペグも木製のフリクションタイプなのでお世辞にもチューニングしやすいとは言えません。 ではなぜこの年代のMartinにこれほどの価値(魅力)があるのか? まず、100年前に作られた木製の弦楽器がいまなお弾ける状態を保っているということ自体が奇跡です。アンティークのような見た目の風格や貫禄は、この年代の楽器ならではです。「ヴィンテージ風」とは訳が違います。コンディションの良いヴィンテージ品はコレクターズアイテムになってしまいますが、このくらい年季の入った個体なら傷を気にせずガシガシ使っていただけます。 長い時間の経過がもたらしたエイジングによって木材も塗装もよく乾いており、驚くほど楽器が軽いです。たったの251gなので、ストラップなしで立って弾いてもずり落ちにくく弾きやすいです。楽器の軽さは音色や音量にも大きく影響します。ヴィンテージMartinを選ぶ時は重さにも注意することをおすすめします。 ※同じような年代のヴィンテージMartinでも300gくらいあるものもあります。 現代の一般的なソプラノウクレレは400gあります。250gという軽さは衝撃的です。 そして、100年の時間経過、楽器の軽さ、良質の材料、技術の高さなどが組み合わさることでしか得られない、唯一無二のヴィンテージマーティンサウンド。うるさいくらい強烈なアタック音、カラッと乾いた抜けの良いサウンドはこの年代のウクレレならではです。この「音色」こそがこの年代の楽器の最大の価値(魅力)だと思っています。 見た目の風格・貫禄、楽器の軽さ、独特のヴィンテージサウンド。これらのメリットは他に代えようがありません。現代の高品質なウクレレと比べればピッチが甘いこと、弦高が高いことによる弾きにくさ、ペグの扱いにくさ、そうしたデメリットも「ご愛嬌」のひと言で吹き飛ばしてしまうほどの魅力がこのウクレレには確かにあります。このウクレレでしか味わえない領域があることは間違いありません。 そもそもピッチの正確さや弾きやすさ、チューニングのしやすさ等を求めるのであれば、ヴィンテージMartinではなくSumiやFraynsなどのMartinレプリカをおすすめします。そちらの方が間違いなく快適です。ご自身がウクレレに求めているものをよくご検討された上でお買い求めください。 木ペグはかなりチューニングがしずらいので、木部の加工なしでも取り付けることができるウェーバリーのフリクションチューナーに交換して納品することも可能です(+追加料金¥14,850=合計税込¥198,550)。 オリジナルの木ペグももちろんお渡し致します。かなりチューニングが快適になりますので、ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。ツマミがアイボロイド、コア、エボニーの3種類ございます。 Waverly ウェーバリー ウクレレ用 フリクションペグ(4個セット) https://shop.cultivate-ukulele.com/items/77943633 【スペック】 サイズ:ソプラノ ボディ:マホガニー ネック:マホガニー 指板:ハカランダ ブリッジ:マホガニー ナット&サドル:エボニー ナット幅:約35mm スケール : 約347mm 弦:ラベラ No.11 クリアナイロン 重量 : 251g ケース:汎用ハードケース
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【USED】Seilen SLC-500 コンサートウクレレ #1152(中古・2020年製)
¥145,000
SOLD OUT
※こちらの商品は中古商品です セイレンは日本を代表するギター・ウクレレ製作家である高橋信治氏が手掛けるハイエンド・ウクレレブランドです。豊富な経験に裏打ちされた知識と技術によって製作される唯一無二のウクレレは、プロアマ問わず多くのウクレレプレイヤーに高く評価されています。 こちらのウクレレは、日本国内では小笠原にしか自生しない貴重な木、「タマナ」をボディ材に使用しています。東京から1,000kmも離れた「母島」という小さな島で、100年近く島の住民を見守ってきたタマナの木。切り倒されたあと、なんとか楽器として生まれ変わらせたいという島の人々の願いと想いに共鳴した信州の楽器職人・高橋信治氏が、ウクレレとしてそのタマナに新たな生命を吹き込みました。このタマナウクレレは材料が無くなってしまったため、現在は生産されておりません。貴重なウクレレです。 インパクトのある美しい杢が特徴のタマナ材。音色も特徴的で、尖ったところがなく、優しく音が広がって、包み込んでくれるような音がします。ただ優しいだけでなく、力強い音量と音の太さも魅力です。コンサートサイズは小さなソプラノに比べ豊かな音量とサスティーンがあり、大きなテナーに比べてサイズもちょうど良いので1本でオールマイティに楽しみたいという方に特におすすめのサイズです。 ◆◆◆ ご購入前に必ずご確認ください ◆◆◆ ①ボディ表板の下部に2mm弱の打痕があります(写真をご確認ください) ②ボディ表板全体と、裏板の下側に磨いたことによるツヤが出ています。 ③太めの弦にも交換できるようナット溝を調整してあります(セイレン工房で高橋氏が調整) ④細かなスレなど写真には写らないような使用感が少しあります ⑤弦高は12F上で約2.6mmです(1弦側・4弦側ともに) 全体的に綺麗でコンディションも良好ですので自信を持ってオススメできますが、 中古商品ということをご理解の上ご注文をお願い致します。 【スペック】 サイズ:コンサート ボディ材:小笠原産タマナ ネック:ホンジュラスマホガニー 指板:インディアン・ローズウッド ブリッジ:インディアン・ローズウッド ヘッドプレート:小笠原産タマナ ポジションマーク:アヴァロン ヘッドインレイ:Seilenシェルロゴ ローゼット:アヴァロン ナット&サドル:牛骨 ペグ:GOTOH UPT フレット:14Fジョイント/20F ナット幅:約36mm スケール:約380mm 塗装:ウレタン 弦:クリアフロロカーボン EJ99SC シリアルナンバー:1152(2020年製) 付属品:タマナウクレレ物語リーフレット ケース:付属しません
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【USED】KIWAYA KPC-5M/E MOP 限定生産品(中古・2022年製)
¥118,800
10%OFF
10%OFF
SOLD OUT
国産KIWAYAの限定生産モデル、KPC-5M/E MOP の美品中古です。 ほとんど使用感もなく、新品同様のコンディション(楽器店で新品として売られているものと同レベルの状態)です。 買取後に弦は新品(Worth BM)に交換しました。指板のオイルメンテナンス、クリーニング、各部点検調整済みですので安心してお使いいただけます。 ボディトップのブリッジ周辺にわずかに歪みが見受けられます(光にかざしてよく見るとわかるレベル)ここにファンブレイス(力木)が入っているからで、使用上の問題はありません。 気になる点があれば購入前にお気軽にお問い合わせくださいませ。 参考販売価格 ¥209,000(税込) 2022年12月 キワヤ商会にて新品購入(証憑となる保証書あり ※保証期間は終了) ーーー 以下、楽器の特徴について ーーー もともとはMade in JAPANのウクレレとして海外向けに「KIWAYA - Strummer Series」として製作されたブランドでしたが、2015年より国内でも販売をスタートした人気のシリーズです。 厳選されたトーンウッドの使用、コンパクトなホールド感からが想像できない程のパワフル音量と、厚みのあるしっかりとした弦の鳴り、高いプレイアビリティにこだわったつくりが特徴の国産ウクレレブランド”KIWAYA”。 中でもこちらの「KPC-5M/E MOP」モデルは、最上級のホンジュラスマホガニー材でボディーを製作した限定品となっており、エボニー指板&ブリッジ、MOP(マザー・オブ・パール=白蝶貝)のボディ装飾を施した、外観・音色共に最高級な1本です。 やや幅広のナット幅37mm、絶妙な厚みのDシェイプネックグリップ、このシリーズにのみに採用されている幅広で背の高いウクレレ用オリジナルフレットは軽い押弦でもしっかりと弦と接するため弾きやすいです。 ◆スペック ブランド:KIWAYA 品番:KPC-5M/E MOP サイズ:コンサートサイズ ボディ:ホンジュラスマホガニー単板 ネック:アフリカンマホガニー 指板:エボニー(14Fジョイント/18F) ブリッジ:エボニー ロゼッタ:マザー・オブ・パール(白蝶貝) バインディング:カーリーメイプル パーフリング:マザー・オブ・パール(白蝶貝) 突板:なし サドル&ナット:牛骨 ペグ:Gotoh UPT ゴールド(ブラックボタン) 弦:Worth BM (ブラウンフロロカーボン) 全長:約622mm スケール:約381mm ナット幅:約37mm 弦高:12Fで約2.7mm エンドピン:ゴールド ケース:KIWAYAオリジナルギグバッグ
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【USED】Sumi UK-Green II ソプラノウクレレ #14921(中古・2014年製)
¥98,000
SOLD OUT
◆◆◆ こちらの商品は【中古品】です ◆◆◆ 長野県上田市にてギター、ウクレレ、マンドリンを製作しているSUMI工房。鷲見英一さんの作る楽器は国内外のプロミュージシャンやマニアにも愛好者が多く、日本を代表するルシアーの一人です。 今回入荷したのは、かつてSumi工房製ウクレレの中心的存在だったベルシェイプのソプラノウクレレ。このシェイプのウクレレは押尾コータローさんも使用していたことで有名です。 ここ10年くらいはMartinレプリカの人気でほとんど作られることがなくなってしまいましたが、ギターでいうドレッドノートのような大きめのボディ、14フレットジョイントでソプラノとコンサートの中間的なスケール(約363mm)という仕様で、ソロスタイル向きのウクレレとして人気を博していたモデルです。 ボディ幅はMartinのソプラノと比べて2cm広く、厚みも5mmほど厚くなっています。容量が大きくなっている分、ソプラノとは思えないほどの豊かなボディ鳴りを感じられます。長めのスケールはピッチの安定性が向上し、音の伸びが良くなり、音にハリが出ます。Martinレプリカよりもよりソロウクレレに向いた仕様になっています。 ボディには良質なホンジュラスマホガニーのトップバック1ピース。ネックもホンジュラスマホガニーで、指板はエボニー、ブリッジはローズウッド。マホガニーらしい優しくふくよかな鳴り、豊かな音量、厚みのある低音、粒だちの良い発音、コロコロと素朴で温かみのある音色。ネックが握りやすく、弦高も低めでとても弾きやすいです。 装飾も美しく、ロゼッタは白黒セル、トップとバックのボディパーフリングにも白黒セル、バインディングはメイプル。一般的なアイボロイドではなくウッドバインディングを巻いてあるのは、長年使用しても変色したり割れたり劣化しないためです。 ペグはUPTのシルバー、ホワイトボタン。指板にはメイプルの指板バインディングとダイヤモンドインレイ。ヘッドにはSumiロゴのインレイ(白蝶貝)とメイプルのバインディング。 製作から10年経っているとは思えないくらい使用感が少なく、全体的に綺麗です。弦高など楽器としてのコンディションも良好。時間が経ったことで木材もほどよく枯れていて、ボディがとても良く響きます。自信を持ってオススメできますが、あくまでも中古商品であるということをご理解の上ご注文をお願い致します。 ◻︎◻︎◻︎ 買取後に実施した作業 ◻︎◻︎◻︎ ・弦交換 ・指板オイルメンテナンス(クリーニングと保湿) ・フレット磨き ・ペグトルク調整 ・弦高チェック(問題なし) ・全体のクリーニング ◆◆◆ ご購入前に必ずご確認ください ◆◆◆ ・ボディ表板にごく細いスクラッチが1箇所(ほぼ気にならないが光の角度によって見える) ・ボディ表板に使用に伴うツヤ(ほぼ気にならないが光の角度によって見える) ・わずかにトップ落ちあり(ほぼ気にならないが光の角度によっては歪みが確認できる) ・弦高は12フレット上で ・約2.0mm(1弦側)・約2.2mm(4弦側) ・中古品は保証対象外、基本的に返品不可です(気になる点は購入前にお気軽にご相談ください) 【スペック】 サイズ:ソプラノ(14Fジョイント) 全長:560mm ボディ最大幅:180mm ボディの厚さ:65mm ボディ材:ホンジュラスマホガニー単板(トップ&バック1P) ネック:ホンジュラスマホガニー 指板:エボニー ブリッジ:ローズウッド ポジションマーク:ダイヤモンド ヘッドインレイ:Sumiロゴ(白蝶貝) ローゼット:白黒セル バインディング:メイプル(ボディ裏表、指板、ヘッド) パーフリング:白黒セル ナット&サドル:牛骨 ペグ:GOTOH UPT シルバー フレット:14Fジョイント/19F ナット幅:約36mm スケール:約363mm 塗装:ラッカー(半艶) 弦:ghs ブラックナイロン シリアルナンバー:14921(2014年製) ケース:セミハードケース ORCAS OULC-1(BLACK)
ヤマト宅急便でのお届け/全国一律
SNSでのコメントやDMではご注文や商品に関するお問い合わせを受け付けておりません。
お問い合せの際は必ず当ページのお問い合せフォームからお願い致します。
ウクレレ専門オンラインショップ「カルチベイトウクレレ」です。他店では取り扱っているところの少ないビルダー(個人製作家)のウクレレも取り扱っております。全国展開している大手楽器店でウクレレ担当や店長を経験した店主が2022年11月11日にオープンしました。これまでの経験とコネクションを活かし、ウクレレを楽しむ皆様のお役に立てますよう誠実に対応させていただきます。購入前のご相談など、お気軽にお問合せくださいませ。
CULTIVATE UKULELE
西野耕一郎
経歴
某総合楽器店でのウクレレ担当、店長を経て2022年11月にウクレレ専門オンラインショップ「カルチベイトウクレレ」をオープン。3歳から中学校に入学するまでバイオリンを習い、その後趣味でギターを弾き始める。ウクレレにハマったのは楽器店に入ってからで、ウクレレの販売実績は全店1位。音楽は聴くのも観るのも演るのも全部好き。2児(4歳と2歳の)の父で、趣味はカメラで家族の写真を撮ること。
屋号の由来
ちなみに屋号「cultivate」カルチベイトの由来ですが、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の名前に「耕す(=cultivate)」という字が入っているからです。「cultivate」は「耕す」を意味するラテン語「colere」に由来し、初めは「土地を耕す」という意味で用いられていたそうです。それが「心を耕す」という意味も持つようになり「culture=文化」という言葉へと繋がっていきます。田畑と同じように、人の心も放っておけば荒れてしまうし、ちゃんと耕せば「文化」を生む豊かな土壌になるということでしょうか。「cultivate」に「教養」や「洗練」といった意味があるのも興味深いです。
経営理念
ひとりひとりが自分の心を耕し、適度な栄養を補い、柔らかな心を保つこと。そういう生活の中から豊かな文化は生まれてくるんだろうなと思います。音楽というのは、心の畑に降りそそぐ太陽の光とか、水や栄養分のようなものだと思います。ウクレレを楽しむことや、ウクレレで繋がった人々との交流によって、皆さんが「心を耕す」お手伝いができるようなお店にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
電話やビデオ通話、対面での接客もできます!
ネットショップではありますが、お電話での接客、ZOOMやLINEなどのビデオ通話を使った接客も行っております(事前にご予約ください)。長野県松本市に事務所がございますので、松本までお越しいただければ実際に手に取って商品をご覧いただくことも可能です(こちらも事前にご予約をお願い致します)。電話や来店のご予約はオンラインショップの問い合わせフォームからお願い致します。
実は下取・買取もできます!
当店は長野県公安委員会から古物商の営業許可を受けておりますので、ウクレレの買取や中古楽器の販売をすることができます。買取査定は基本的にオンラインでさせていただき、宅配買取(こちらから箱を送りますので、必要書類と楽器を入れて送り返していただく)か、事務所(長野県松本市)の近くにお住まいだったり、売却したい本数が多い場合には出張買取もご相談ください。
古物商許可証 西野耕一郎
長野県公安委員会許可
第481322200077号