長野県松本市を拠点に運営しているウクレレ専門店です。個人製作家(ビルダー)の作品をはじめ、国産ウクレレを中心に取り扱っています。
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【VINTAGE】Martin Style-2(1920年代)ソプラノウクレレ
¥176,000
SOLD OUT
◇ こちらの商品は現在商談中です ◇ 商談中のお客様以外が購入された場合、注文を取り消させていただきます。キャンセル待ちを希望される方はお気軽にお問い合わせください。 This item is currently on hold. ※ヴィンテージ品は現状でのお渡しとなります。 コンディションを理由にした返品はお受けいたしかねますので予めご了承ください。動画も制作しましたので、併せてご確認くださいませ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1920年代のStyle-2。およそ100年前に作られたウクレレです。 当時のMartinウクレレのラインナップの中では、普及モデルのStyle-0やスタンダードなStyle-1と、プロフェッショナルモデルのStyle-3の中間に位置するウクレレでした。下位モデルのStyle-0やStyle-1に比べてより良質なマホガニー材を使用し、太く存在感のある音色が特徴のStyle-2ですが、この年代の個体はとにかく楽器が軽く、鳴りが抜群に良いです。 この年代のStyle-2の特徴は、良質なマホガニーを使ったボディ、表にロゴのない丸みを帯びたヘッド、エボニーのナットとサドル、極小のポジションマーク、ハカランダの指板、バーフレット、ボディのトップ&バックにアイボロイドのバインディング。外観の特徴から1923〜27年頃に製造されたStyle-2であると推定されます。 全体に打痕や傷がたくさんありますが、それがまた100年の歴史を感じさせる貫禄にもなっています。演奏に支障をきたすような傷はありません。 ボディはノークラック(割れた形跡なし)。いつごろかはわかりませんが、上から塗装しなおしてあるように見受けられます。 このウクレレにはグローバーのNo.76というペグが標準装備されていましたが、100年の間に別のペグに交換されていました。そのペグは座金がヘッドの表面に喰い込んでしまっていて、このまま使用するのは楽器に良くないと思いNo.76を忠実に再現した現行のウェーバリーのフリクションペグに交換することにしました。 古いペグをはずすと、No.76用に開けた穴がそのまま残っていてくれたのでバッチリ取り付けることができました。座金で削れた跡は見えてしまいますがヴィンテージだからかそれほど気になりません。やっぱりこの年代のStyle-2にはこのペグがとてもよく似合いますね。 豪快な鳴り、枯れた柔らかい音色、無駄のない美しいデザイン。1920年代のMartinウクレレ全盛期に作られたウクレレは、他の年代のヴィンテージや現行のMartinウクレレとも違った魅力に溢れています。100年経った今でも問題なく弾くことができますし、素晴らしい音色を奏でてくれます。 弦高が約3.2mmと現代的なウクレレに比べるとやや高めですが、それほど弾きにくくはなく、ハイフレットでのピッチもそれほど悪くないですが、現代の高品質なハイエンドウクレレと比べてしまうと明らかな差を感じます。ペグもフリクションタイプですので、ゴトーUPTなどの高性能なペグに慣れている方にはチューニングしやすいとは言えません。 ではなぜこの年代のMartinにこれほどの価値(魅力)があるのか? まず、100年前に作られた木製の弦楽器がいまなお弾ける状態を保っているということ自体が奇跡です。アンティークのような見た目の風格や貫禄は、この年代の楽器ならではです。「ヴィンテージ風」とは訳が違います。コンディションの良いヴィンテージ品はコレクターズアイテムになってしまいますが、このくらい年季の入った個体なら傷を気にせずガシガシ使っていただけます。 本体重量は約275g。長い時間の経過がもたらしたエイジングによって木材も塗装もよく乾いており、驚くほど楽器が軽いです。楽器の軽さは音色や音量にも大きく影響します。ヴィンテージMartinを選ぶ時は重さにも注意することをおすすめします。 ※同じような年代のヴィンテージMartinでも300gくらいあるものもあります。現代の一般的なソプラノウクレレは350〜400gくらいはあります。275gという軽さは衝撃的です。 そして、100年の時間経過、楽器の軽さ、良質の材料、技術の高さなどが組み合わさることでしか得られない、唯一無二のヴィンテージマーティンサウンド。うるさいくらい強烈なアタック音、カラッと乾いた抜けの良いサウンドはこの年代のウクレレならではです。この「音色」こそがこの年代の楽器の最大の価値(魅力)だと思っています。 見た目の風格・貫禄、楽器の軽さ、独特のヴィンテージサウンド。これらのメリットは他に代えようがありません。現代の高品質なウクレレと比べればピッチが甘いこと、弦高が高いことによる弾きにくさ、ペグの扱いにくさ、そうしたデメリットも「ご愛嬌」のひと言で吹き飛ばしてしまうほどの魅力がこのウクレレには確かにあります。このウクレレでしか味わえない領域があることは間違いありません。 そもそもピッチの正確さや弾きやすさ、チューニングのしやすさ等を求めるのであれば、ヴィンテージMartinではなくSumiやFraynsなどのMartinレプリカをおすすめします。そちらの方が間違いなく快適です。ご自身がウクレレに求めているものをよくご検討された上でお買い求めください。 【スペック】 サイズ:ソプラノ ボディ:マホガニー ネック:マホガニー 指板:ハカランダ ブリッジ:マホガニー ナット&サドル:エボニー ナット幅:約35mm スケール : 約347mm 弦:クリアフロロカーボン 重量 : 275g ケース:なし
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【VINTAGE】Martin Style-1(1920年代)ソプラノウクレレ
¥183,700
SOLD OUT
※ヴィンテージ品は現状でのお渡しとなります。 コンディションを理由にした返品はお受けいたしかねますので予めご了承ください。動画も制作しましたので、併せてご確認くださいませ。 木製のフリクション・ペグが特徴的な1920年代のStyle-1。 下位モデルのStyle-0に比べて、より輪郭のはっきりした音が特徴のStyle-1ですが、この年代の個体はとにかく楽器が軽く、鳴りが抜群に良いです。 木ペグ、エボニーのナット&サドル、ハカランダ指板、トップのみに施されたローズウッドバインディング、バーフレット、5・7・10フレットの約1.5mmの小さなポジションマークといった外観の特徴から1921〜26年頃に製造されたStyle-1であると推定されます。 全体に打痕や傷がたくさんありますが、それがまた100年の歴史を感じさせる貫禄にもなっています。演奏に支障をきたすような傷はありません。 裏板にはパッチで修理された割れが2箇所、接着剤で修理された部分が2箇所確認できます。割れ修理後に上から塗装してあるようです。幸い、一番音色に影響するサウンドボード(トップ板)はノークラック(割れた形跡なし)でした。 弦高が約3.1〜3.2mmと現代的なウクレレに比べるとやや高めですが、それほど弾きにくくはなく、ハイフレットでのピッチもそれほど悪くないですが、現代の高品質なハイエンドウクレレと比べてしまうと結構な差を感じます。ペグも木製のフリクションタイプなのでお世辞にもチューニングしやすいとは言えません。 ではなぜこの年代のMartinにこれほどの価値(魅力)があるのか? まず、100年前に作られた木製の弦楽器がいまなお弾ける状態を保っているということ自体が奇跡です。アンティークのような見た目の風格や貫禄は、この年代の楽器ならではです。「ヴィンテージ風」とは訳が違います。コンディションの良いヴィンテージ品はコレクターズアイテムになってしまいますが、このくらい年季の入った個体なら傷を気にせずガシガシ使っていただけます。 長い時間の経過がもたらしたエイジングによって木材も塗装もよく乾いており、驚くほど楽器が軽いです。たったの251gなので、ストラップなしで立って弾いてもずり落ちにくく弾きやすいです。楽器の軽さは音色や音量にも大きく影響します。ヴィンテージMartinを選ぶ時は重さにも注意することをおすすめします。 ※同じような年代のヴィンテージMartinでも300gくらいあるものもあります。 現代の一般的なソプラノウクレレは400gあります。250gという軽さは衝撃的です。 そして、100年の時間経過、楽器の軽さ、良質の材料、技術の高さなどが組み合わさることでしか得られない、唯一無二のヴィンテージマーティンサウンド。うるさいくらい強烈なアタック音、カラッと乾いた抜けの良いサウンドはこの年代のウクレレならではです。この「音色」こそがこの年代の楽器の最大の価値(魅力)だと思っています。 見た目の風格・貫禄、楽器の軽さ、独特のヴィンテージサウンド。これらのメリットは他に代えようがありません。現代の高品質なウクレレと比べればピッチが甘いこと、弦高が高いことによる弾きにくさ、ペグの扱いにくさ、そうしたデメリットも「ご愛嬌」のひと言で吹き飛ばしてしまうほどの魅力がこのウクレレには確かにあります。このウクレレでしか味わえない領域があることは間違いありません。 そもそもピッチの正確さや弾きやすさ、チューニングのしやすさ等を求めるのであれば、ヴィンテージMartinではなくSumiやFraynsなどのMartinレプリカをおすすめします。そちらの方が間違いなく快適です。ご自身がウクレレに求めているものをよくご検討された上でお買い求めください。 木ペグはかなりチューニングがしずらいので、木部の加工なしでも取り付けることができるウェーバリーのフリクションチューナーに交換して納品することも可能です(+追加料金¥14,850=合計税込¥198,550)。 オリジナルの木ペグももちろんお渡し致します。かなりチューニングが快適になりますので、ご希望の方はお気軽にご相談くださいませ。ツマミがアイボロイド、コア、エボニーの3種類ございます。 Waverly ウェーバリー ウクレレ用 フリクションペグ(4個セット) https://shop.cultivate-ukulele.com/items/77943633 【スペック】 サイズ:ソプラノ ボディ:マホガニー ネック:マホガニー 指板:ハカランダ ブリッジ:マホガニー ナット&サドル:エボニー ナット幅:約35mm スケール : 約347mm 弦:ラベラ No.11 クリアナイロン 重量 : 251g ケース:汎用ハードケース
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ウクレレ専門オンラインショップ「カルチベイトウクレレ」です。他店では取り扱っているところの少ないビルダー(個人製作家)のウクレレも取り扱っております。全国展開している大手楽器店でウクレレ担当や店長を経験した店主が2022年11月11日にオープンしました。これまでの経験とコネクションを活かし、ウクレレを楽しむ皆様のお役に立てますよう誠実に対応させていただきます。購入前のご相談など、お気軽にお問合せくださいませ。
CULTIVATE UKULELE
西野耕一郎
経歴
某総合楽器店でのウクレレ担当、店長を経て2022年11月にウクレレ専門オンラインショップ「カルチベイトウクレレ」をオープン。3歳から中学校に入学するまでバイオリンを習い、その後趣味でギターを弾き始める。ウクレレにハマったのは楽器店に入ってからで、ウクレレの販売実績は全店1位。音楽は聴くのも観るのも演るのも全部好き。2児(4歳と2歳の)の父で、趣味はカメラで家族の写真を撮ること。
屋号の由来
ちなみに屋号「cultivate」カルチベイトの由来ですが、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私の名前に「耕す(=cultivate)」という字が入っているからです。「cultivate」は「耕す」を意味するラテン語「colere」に由来し、初めは「土地を耕す」という意味で用いられていたそうです。それが「心を耕す」という意味も持つようになり「culture=文化」という言葉へと繋がっていきます。田畑と同じように、人の心も放っておけば荒れてしまうし、ちゃんと耕せば「文化」を生む豊かな土壌になるということでしょうか。「cultivate」に「教養」や「洗練」といった意味があるのも興味深いです。
経営理念
ひとりひとりが自分の心を耕し、適度な栄養を補い、柔らかな心を保つこと。そういう生活の中から豊かな文化は生まれてくるんだろうなと思います。音楽というのは、心の畑に降りそそぐ太陽の光とか、水や栄養分のようなものだと思います。ウクレレを楽しむことや、ウクレレで繋がった人々との交流によって、皆さんが「心を耕す」お手伝いができるようなお店にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
電話やビデオ通話、対面での接客もできます!
ネットショップではありますが、お電話での接客、ZOOMやLINEなどのビデオ通話を使った接客も行っております(事前にご予約ください)。長野県松本市に事務所がございますので、松本までお越しいただければ実際に手に取って商品をご覧いただくことも可能です(こちらも事前にご予約をお願い致します)。電話や来店のご予約はオンラインショップの問い合わせフォームからお願い致します。
実は下取・買取もできます!
当店は長野県公安委員会から古物商の営業許可を受けておりますので、ウクレレの買取や中古楽器の販売をすることができます。買取査定は基本的にオンラインでさせていただき、宅配買取(こちらから箱を送りますので、必要書類と楽器を入れて送り返していただく)か、事務所(長野県松本市)の近くにお住まいだったり、売却したい本数が多い場合には出張買取もご相談ください。
古物商許可証 西野耕一郎
長野県公安委員会許可
第481322200077号